
お腹を引くってどういうこと?
「お腹を引く」とは、ただお腹をへこませることではありません。
おへそを背骨に近づけるように、内臓をスッと引き上げるイメージです。
このとき、お腹や腰まわりの深い筋肉(腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤低筋群)が一緒に働き、
体の内側がひとつの筒のように安定します。
(=インナーユニットの連動)
お腹を引けないとどうなる?
お腹を引く力が弱いと…
- 腰が不安定になり、腰痛や反り腰の原因に
- 内臓が下がってぽっこりお腹に
- 呼吸が浅くなり、気持ちが落ち着かない
- 骨盤底筋がサボって、尿もれや下腹の重だるさにつながる
☆特に産後の女性や、下半身の不調を抱える人にとっては大切なポイントです。
お腹を引けるとどうなる?
お腹を引けると…
- 腰がスッと安定してラクになる
- 内臓が引き上がってお腹スッキリ
- 骨盤底筋と横隔膜も一緒に働き、体の内側から支えられる
- 呼吸が深まりリラックスできる
- 重心が下がり、グラウディングできる
☆ 産後ケア、女性の不調、姿勢改善にもつながります。
「ゆっくり引く」 と「 一気に引く」
ゆっくり引く
- 吐く息とともにお腹をじわ〜っと引く
- 横隔膜や骨盤底筋もふんわり動く
- 副交感神経が優位になり、リラックス
- 寝る前やリラックスタイムにおすすめ
一気に引く
- お腹を瞬間的にキュッと引いて息を吐く
- 内側の圧が一気に高まり、声や動きに瞬発力が出る
- 高音を出すときや、スポーツ・武道などに役立つ
- 集中力やパワーが必要なときにおすすめ
☆どちらも大切で、場面に合わせて使い分けるのがポイントです。
セルフケアで意識してみよう🌱
お腹を引くのは、特別なトレーニングじゃなくても大丈夫。
日常の中でちょっと意識するだけでOKです。
- 歩くとき:一歩ごとにおへそを背骨へスッと近づける
- 座るとき:骨盤を立てて、お腹を引いて座ると腰がラクに
- 電車で立つとき:つり革を持ちながらふっとお腹を引く
- 寝る前:ゆっくり吐きながらお腹をじわ〜っと引いてリラックス
☆お腹を引くとき、骨盤底筋も横隔膜も一緒に働いて、体の内側が “ひとつの筒” のように安定します。
(=インナーユニットが連動している状態)
まとめ
「お腹を引く」ことは、
腰の安定、内臓の位置、骨盤底筋と横隔膜の働き、呼吸、心の落ち着き、グラウディング…
ぜんぶに繋がっています。
おへそを背骨に近づけるように、内臓ごとスッと引き上げる。
それだけで、体も心も安定して、産後ケアや女性の不調、姿勢改善にもつながります.
その他、ご自宅で簡単にできるセルフケアをお伝えしています。
ココロとカラダが気になる方は、整体・えんやむすひまで。
スピリチュアルボディセラピスト Arti(アルティ)
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