「足元から健康を大切にする」という言葉を聞いたことはありますか?
東洋医学では、足は 身体全体の健康を支える“土台” と考えられています。
今日は、足元の不調がどんな意味を持つのか、そして足を大切にすることがなぜ健康維持に欠かせないのかを、やさしくお伝えします。


足は「第二の心臓」

足にはたくさんの神経やツボ(経穴)が集まっており、
血液やエネルギー(気)の流れを支える大切な場所です。

足が「第二の心臓」と呼ばれるのは、歩くことでポンプのように血液を全身に送り出す働きをしているから。
足の血流が良くなると全身の巡りもスムーズになり、身体の調子が自然と整っていきます。

昔から「二本の足は二人の医者」という言葉もあるように、
足の健康は内臓や筋肉、骨、そして心の健康にも深く関わっているのです。


💡足元の不調は、身体からのサイン

「最近、足がだるい」「冷えやすい」「よく足がつる」――
そんなとき、身体は小さなSOSを出しているのかもしれません。

東洋医学では、これらの症状は “気血(きけつ)の巡り”が滞っているサイン と考えます。
つまり、足の不調は体全体のバランスが崩れていることを知らせてくれているんです。


頭寒足熱(ずかんそくねつ)という考え方

健康な状態は「頭は涼しく、足は温かい」と言われます。
これを東洋医学では 頭寒足熱 と呼びます。

現代人はデスクワークや冷房などで足が冷えやすく、
血流やエネルギーの流れが上半身に偏りがち。
その結果、肩こり・頭痛・不眠などにつながることもあります。

だからこそ、足元を温めることが全身の巡りを整える第一歩 なんです。


今日からできる足のケア方法

ちょっとした日常の工夫で、足元の巡りを良くすることができます。

  • 足湯をする・温かい靴下で冷やさない
     → ぬるめのお湯で10〜15分の足湯が効果的。心もほぐれます。
  • 足裏やふくらはぎを優しくマッサージ
     → ツボを刺激して血流アップ。寝る前にするとぐっすり眠れます。
  • 軽い運動を取り入れる(ウォーキング・ストレッチなど)
     → 足を動かすことで「第二の心臓」がしっかり働きます。
  • バランスの良い食事を意識する
     → 巡りを助ける「温め食材」(しょうが・ねぎ・味噌など)を取り入れて。

おわりに

足元は、私たちの健康を支える大切な基盤。
小さな不調を見逃さず、日々のケアを丁寧に続けることで、
体も心もぐっと軽く、元気に過ごせるようになります。

今日からぜひ、「足元を大切にする時間」を自分にプレゼントしてみてくださいね✨

スピリチュアルボディセラピスト
Arti(アルティ)


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