私たちの腕の動きは、とても複雑で繊細。
その自由な動きを支えているのが、肩と上腕の骨たちです。


肩を作る2つの骨

  • 肩甲骨(けんこうこつ):背中にある三角形の骨。柔軟に動くことで、腕をさまざまな方向へ動かせます。
  • 鎖骨(さこつ):胸の前から肩に伸び、腕を体から少し離して支える“柱”のような存在。

肩関節はまるで自由自在なボールジョイント
だから私たちは、投げる・持ち上げる・抱きしめるなど、多彩な動きができるんですね。


上腕を支える骨

肩から肘まで伸びるのが上腕骨(じょうわんこつ)
肘関節とつながり、曲げ伸ばしや回旋を可能にします。
力の伝達役としても、大きな役割を果たしています。
小さな関節の組み合わせが、全体のしなやかさを生み出しているんですね。


体をつなぐチームワーク:肩甲骨と股関節

腕と脚は別々に見えますが、実は深いつながりがあります。
歩くとき、腕がリズムよく振れるのは、肩甲骨と股関節が対角線で連動しているから。

  • 肩甲骨が硬いと股関節や腰に負担がかかる
  • 股関節が硬いと肩や背中も動きにくくなる

体は全身でバランスをとっていて、一部が硬くなると別の場所にしわ寄せが来るんです。


日本の身体文化にも息づく知恵

日本の武道や芸道では、肩甲骨と股関節の連動が特に重視されてきました。

  • 合気道:肩甲骨を柔らかく使い、股関節で大地を感じる
  • 茶道や剣道、舞:体幹と下半身のつながりを大切にする

これは「肩と股関節を連動させ、体全体の流れを整える」ための知恵なんです。


心と行動をつなぐ骨たち

少しスピリチュアルに見てみると…

  • 肩甲骨:行動力・自己表現
  • 股関節:安定感・人生の土台

この2つがうまく連動すると、思考・感情・体がひとつになり、自然に“行動できる自分”になれる。
逆にどちらかが硬いと、体と同じように心にもブレーキがかかりやすいんです✨


肩と股関節。小さな骨たちが協力することで、私たちの自由な動きと心の流れが生まれています。
身体を柔らかく保つことは、実は人生を柔らかく進むことにもつながるのかもしれませんね♡

スピリチュアルボディセラピスト
Arti(アルティ)


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