仙骨と仙腸関節は、まさに「體(からだ)の鍵」と呼べる存在です。
骨盤帯の奥深く、身体の中心に位置し、上半身と下半身をつなぐ架け橋として働いています。

ほんの数ミリしか動かない関節ですが、そのわずかな動きが全身に大きな影響を与えているのです。


古代から「神聖な骨」とされてきた仙骨

仙骨はラテン語で 「os sacrum(神聖な骨)」 と呼ばれています。
古代エジプトやギリシャ・ローマ、日本でも “生命の根源” “霊的な力” を宿す部位として扱われてきました。

仙腸関節もまた、古来より武術や日本の身体操法、鍼灸臨床において「体幹の要」とされ、姿勢や動きの軸を支える大切な場所と考えられてきました。


仙腸関節の大切な働き

仙腸関節の動きはごくわずかですが、その役割はとても大きなものです。

  • 衝撃を吸収するクッションの役割
  • 上半身の体重や力を下半身に効率よく分散
  • 姿勢やバランスを安定させる

逆にこの動きが損なわれると…

  • 腰痛や下肢の痛み
  • 肩こりや慢性的な疲労感
  • 骨盤まわりへの負担増加

といった不調につながりやすくなります。


機能が高まるとどうなる?

仙腸関節がしなやかに機能していると…

  • 姿勢の安定性がアップ
  • 力の伝達効率が良くなる
  • 不調の予防や改善につながる
  • パフォーマンス向上にも直結

東洋医学ではこの部分を「気血の滞り」や 「腎虚(カラダと心の基本エネルギーが不足した状態。疲れやすい、腰や膝がだるい、冷えやむくみが出やすいなど)」 と関連付け、身体軸の安定や精力の維持、心身のバランスとも深く結びつけて考えてきました。


施術とセルフケアをバランスよく活用

仙骨や仙腸関節を整えたことはありますか?
仙腸関節や骨盤まわりのセルフケア、ご存知ですか?

 

整体・えんやむすひでは、施術を通して骨格の歪みや仙腸関節まわりのバランスを整え、さらに日常でできるセルフケアもお伝えしています。

身体が整うと心や意識の変化もスムーズに起きてくるので、スピリチュアルボディセラピー(SBT)の学びや実践にもつながっていきます。

カラダとココロの両方から整えて、自分らしく生きませんか?
ぜひ一度、体験してみてください。

 

スピリチュアルボディセラピスト Arti(アルティ)

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