私たちの身体には、無意識に体を調整してくれる自律神経という仕組みがあります。
その中のひとつ、交感神経は身体の“アクセル”のような役割を持っていて、活動したいときや緊張しているときに働きます。


交感神経の働きとは?

交感神経が働くと、身体はまるで「やる気モード」にスイッチが入った状態になります。
例えば、こんな変化が起きます:

  • 心臓のドキドキ(心拍数が上がる)
  • 血圧が高くなる
  • 呼吸が速く、浅くなる
  • 汗をかきやすくなる
  • 瞳孔が大きくなる(目がよく見えるように)
  • 消化の働きが少しストップ(お腹は休みモードに)

これらはすべて、**「今、活動が必要!」**という場面で現れるサインです。
朝起きたとき、急に緊張する場面、人前に出るとき…そんなときに交感神経が助けてくれているのです。


交感神経と副交感神経のバランス

交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキのような存在です。
日々、この二つのバランスで体調や心の調子が整えられています。

もし交感神経ばかりが働きすぎると、肩こり・頭痛・イライラなどの不調につながることも。
だからこそ、アクセルだけでなく、ブレーキも大切にすることが必要です。


自律神経を整える簡単なヒント

  • :太陽の光を浴びて、軽く体を動かす
  • :リラックスできる時間を持つ(深呼吸やお風呂で副交感神経に切り替える)
  • 日常:ストレスや疲れをためすぎず、たまにはのんびり過ごす

交感神経があるからこそ、私たちは元気に毎日動けます。
でも、リラックスとのバランスを意識することも、心身の健康には欠かせません。


交感神経セルフチェックリスト

次の項目で、自分に当てはまるものにチェックしてみましょう。

項目はい/いいえ
心臓がドキドキしている
呼吸が速く、浅い感じがする
手や足に汗をかきやすい
目がぱっちり開いている感じ
お腹の調子がちょっと落ち着かない
緊張や焦りを感じている
やる気はあるけど、ちょっと疲れを感じる

チェック数でわかること

  • 0〜1個:リラックスモードに近い状態(副交感神経が優位)
  • 2〜4個:バランスの取れた状態
  • 5個以上:交感神経が優位になりすぎているかも。少し休憩や深呼吸を意識してみて

💡 ポイント

  • 朝起きた直後、昼休み、夜寝る前など、時間帯でチェックすると変化がわかりやすい
  • チェックのあとに「自分がリラックスできること」を1つでも取り入れると、自律神経のバランスを整えるヒントになります

交感神経のおかげで、私たちは毎日元気に動けます。
でも、アクセルばかりでは身体も心も疲れてしまうので、ブレーキの副交感神経とのバランスを意識することが大切です。

自分の身体のサインに耳を傾けながら、ちょっとした習慣で毎日の元気をキープしていきましょう✨

スピリチュアルボディセラピスト
Arti(アルティ)


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