私たちの身体は、普段あまり意識しなくても、脳と身体がスムーズに連携しています。
その裏で大活躍しているのが脊髄神経です。
脊髄神経は、身体と脳をつなぐ「通信ケーブル」のような存在。
脳からの指令を体じゅうに届けたり、身体で感じた情報(熱い、痛い、冷たいなど)を脳に伝えたりしています。
背中を縦に走る「背骨」の中には、脊髄(せきずい)という神経の束があります。
ここから右と左に分かれる神経が、なんと31組も出ているんです。
脊髄神経のしくみ
- 脊髄神経は全部で31対。首からおしりの尾骨近くまで、縦に並んでいます。
- それぞれの神経は、対応する背骨(椎骨)の間から体へ出て、感覚・運動・内臓の調整を担当します。
- たとえば、首(頚部)の神経は肩や手、呼吸に関わり、胸や腰の神経はお腹や足の動きや感覚をコントロールしています。
脊髄神経の主な働き
1. 運動神経
脳からの「動け!」という信号を筋肉まで届けます。
これがなければ、自分の意思で体を動かすことができません。
2. 感覚神経
皮膚や筋肉で感じた「熱い」「痛い」「冷たい」といった情報を脳に届けます。
3. 自律神経
呼吸、消化、体温調整など、無意識で動いている内臓のはたらきを支えています。
身近な例で考えると
- 「熱い!」と感じて手を引っ込める動きや、転んで膝がガクッとなる反射も、脊髄神経のおかげ。
- もし脊髄神経が傷つくと、手足が動かしにくくなったり、感覚がなくなったりすることがあります。
まとめ
脊髄神経は、脳と全身をつなぐ大切な「連絡路」です。
普段は意識しませんが、くしゃみをしたり、手足を動かしたり、温度を感じたりするすべての動きに関わっています。
つまり、身体と心がスムーズにつながるための、かげの立役者とも言える存在です。
スピリチュアルボディセラピスト
Arti(アルティ)
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