あなたは普段、鼻呼吸口呼吸どちらが多いですか?
実はこの違いが、あなたの健康やパフォーマンスを大きく左右しているんです。

鼻呼吸をするかしないかで、

  • 血流や免疫の働き
  • 全身の酸素供給量
  • さらには運動やトレーニングの効果

これらがまったく別物になる、と言っても過言ではありません。


鼻呼吸がつくり出す「一酸化窒素(NO)」

鼻で呼吸することで、鼻腔や副鼻腔で一酸化窒素が生成され、肺や全身に取り込まれます。
この一酸化窒素は血管を広げて血流を促し、さらに免疫力を高める重要な役割を果たします。

  • 血管を広げて血流をよくする
  • 気管支を広げて呼吸をラクにする
  • 血圧を下げ、動脈硬化の予防に繋がる
  • ウイルスを不活化し、免疫力を高める

つまり、鼻呼吸は 血液循環・免疫防御・全身の酸素供給 に直結しているのです。

一方で口呼吸では、鼻のフィルターを通らないため一酸化窒素が作られず、その恩恵を受けることができません。
だから、同じ呼吸でも鼻と口では体への影響に大きな差が出てしまいます。


鼻呼吸が酸素吸収を高める理由

鼻呼吸にはもうひとつのメリットがあります。
それは 酸素の吸収効率を高めること

鼻を通ることで気道がやや狭くなり、呼吸が自然とゆっくり丁寧になります。
このスピードが大事で、肺の奥にある「肺胞」で酸素と血液が結びつく時間、
つまり 酸素滞留時間 が長くなるのです。

結果として、

  • 酸素をより多く血液に取り込める
  • 横隔膜が働きやすくなり、深い腹式呼吸が可能になる
  • 胸郭全体が広がり、肺胞のスペースが大きくなる

といった良い循環が生まれます。

逆に口呼吸では息が早く浅くなりやすく、酸素交換が十分に行われません。
だからこそ、運動やトレーニングの効果も鼻呼吸か口呼吸かで大きく変わってしまうのです。


鼻呼吸を習慣にすることが「体質改善」の鍵

鼻呼吸を習慣づけることは

  • 一酸化窒素による血管・気道の拡張
  • 肺胞での酸素交換効率アップ

という 2つの大きな恩恵 をもたらしてくれます。

体の隅々まで酸素が行き渡ることは、健康はもちろん、集中力や気力のアップにも繋がります。
そしてスポーツやトレーニングの場面でも、鼻呼吸を意識するかどうかで得られる成果がまるで別物になるのです。

毎日の生活や呼吸法の練習で、ぜひ意識的に鼻呼吸を取り入れてみてください。

スピリチュアルボディセラピスト
Arti(アルティ)


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