第5チャクラ(ヴィシュッダ・チャクラ)は、喉の位置にあるチャクラで「自己表現」や「コミュニケーション」をつかさどります。ここが整うことで、自分の気持ちや想いを言葉や声にのせて、自由に伝えることができるようになります。
解剖生理学的にも、第5チャクラは「喉」や「首」の骨格・筋肉と深く関係しています。
ここでは、第5チャクラとつながる身体の仕組みをやさしく見ていきましょう。
第5チャクラと骨格の関係
第5チャクラは主に 頸椎(首の骨) に支えられています。
特に第4〜第7頸椎は喉の位置と重なり、声や呼吸、神経の流れを安定させる重要なポイントです。
また、喉の中心にある 舌骨(じたつこつ) は、喉頭を支える唯一の骨で、第5チャクラにおける「声を出す」機能に欠かせません。さらに、発声に関わる 甲状軟骨と声帯 も、第5チャクラの「表現力」の物理的な土台となっています。
頸椎は脊柱(背骨)の一部でもあり、全身をめぐる神経伝達路である脊髄ともつながっています。そのため、第5チャクラのエネルギーの流れは、首だけでなく背骨全体の調和とも関係しているのです。
筋肉の役割
第5チャクラを支えているのは骨だけではなく、首まわりの筋肉も大きく関わります。
- 胸鎖乳突筋 … 首の前側を走る筋肉で、首の動きや姿勢をサポート。緊張すると喉が詰まる感覚につながります。
- 胸骨舌骨筋 … 舌骨を安定させ、発声や呼吸を助ける筋肉。声の響きに影響します。
これらの筋肉が硬直すると、第5チャクラの流れが滞り、声が出にくい・言葉に詰まるといった不調が現れることもあります。
逆に、柔らかく保たれていれば、声はのびやかになり、自己表現もスムーズになります。
まとめ
第5チャクラと関係する骨格・筋肉は以下の通りです。
- 頸椎(第4〜第7頸椎)
- 舌骨(喉頭を支える唯一の骨)
- 甲状軟骨と声帯(発声・表現の中心)
- 首の筋肉群(胸鎖乳突筋・胸骨舌骨筋など)
- 背骨(脊柱)とのつながり
喉や首の骨格と筋肉が調和して働いていると、第5チャクラは活性化し、言葉や声を通じて自分を表現できるようになります。
逆に首や喉が硬くなると、感情や思いをうまく伝えられず、エネルギーが滞ることもあります。
第5チャクラを整える実践法
第5チャクラをより効果的に整えるためには、喉や首まわりのストレッチ と 「声」を使った呼吸法 がとても有効です。
- 首・喉のストレッチ
首をゆっくり回す、横に倒す、上を向いて喉を伸ばすといったシンプルな動きで、胸鎖乳突筋や舌骨周辺がほぐれ、喉の柔軟性が高まります。これにより第5チャクラの詰まりを防ぐサポートになります。 - ハミング呼吸やオーム唱法
鼻歌のように「んー」と響かせたり、「オーム」と声を出して振動を喉で感じる呼吸法は、声道をリラックスさせ、エネルギーの流れをスムーズにしてくれます。副交感神経を刺激し、心を落ち着ける効果も期待できます。
こうした実践は、自己表現の解放につながり、心も体も軽やかになっていきます。
スピリチュアルボディセラピスト
Arti(アルティ)
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