
これは保育士だった私が、
施術のことを学び始めたばかりの頃のお話です。
施術の練習をしていたある日、
仲間の背中に手をふれている時に
ふいに、こう感じたんです。
「この人の、ここ…怒ってる」
なぜそう感じたのか、当時の私にはわかりませんでした。
でも、確かに伝わってきた。
その感覚を信じて、思い切って仲間に
「何か怒ってることある?」って聞いてみたんです。
すると仲間は少し驚きながらも
最近あった出来事を、ぽつりぽつりと話し始めてくれました。
その頃の私は、セッションの勉強を終えていて、
相手の内側に問いかけるコミュニケーションを取れるようになっていました。
すると、私の問いに答えているうちに、
仲間の心の内側で感情が動き、思い込みが外れ、気づきが起こっていく。
その瞬間
仲間の背骨がスーッと本来の位置に戻り、
カラダ全体がふわっと緩んでいくのが、
手を通して伝わってきたのです。
あの時、私ははっきり感じました。
「ココロとカラダは、繋がってる」
「セッションと施術って、分ける必要なんてないんだ」
どう言葉にしていいかわからないけれど、
とにかく内側が「わぁぁぁ…✨」って広がっていくような感覚。
カラダにふれて、
感情にふれて、
それをそっとお伝えすることで、
その人の“気づき”につながっていく。
そしてその気づきが、カラダの変化へと結びついていく。
この経験こそが、今私が届けている
『スピリチュアルボディセラピー』の原点だったのかもしれません。
それから年月が流れ、
お客様のカラダや、自分自身のカラダを通して、
たくさんのメッセージを受け取り、お伝えしてきました。
カラダが伝えてくれるメッセージに耳を傾け、
感情と向き合い、必要な行動へとつなげていく。
その繰り返しが、人生を好転させていく。
そのことを、カラダから教えてもらいました。
だからこそ、生まれたのが
スピリチュアルボディセラピーです。
「カラダは全部、知っている」
まだまだ生まれたばかりのスピリチュアルボディセラピー。
私はただの“繋ぎ役”として、
ご縁をいただいた皆さまに、
カラダ─、そして“見えない世界”からのメッセージを、
そっとお届けしていきたいと思っています。
スピリチュアルボディセラピスト Arti(アルティ)
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